ハルという不可思議な人の話し
美容室には"アシスタント"という
ポジションの人がいます。
昔は、先輩が白い壁を
「この壁って黒いよな?」
と聞けば背筋を伸ばし
「イィーー!」
と、ショッカーばりの返事を返し、全力で先輩にひれ伏していました。
それはそれは、軍隊みたいに。
時は経ち、今はそんな事は全くないのですが、上が緩めると、下も緩まるというのが世の常です。
アシスタントとは
いったいどういう意味なのでしょう?
調べました。
アシスタントとは、助手。仕事の補佐をする人の事。
そうです。
絶対に邪魔をしてはいけないのです。
スタイリストの補佐なのです。
何があっても。。。
さぁ、、、本題だ。
今日はうちのアシスタントの
halu(ハル)をご紹介し、お説教もこの場でしたいと思います。
プロフィール
halu(ハル)
北海道 旭川出身
年齢:、、、やめとくわ。
長所:明るい(一見)
短所:全く素直じゃない
前職:バーテン
好きなアーティスト:ビッグバン
好きなパン:ビッグパン
得意な技術:ヘッドスパとハンドマッサージ
心に決めていること:先輩に対して「イィー!」と決して言わない。
人懐っこい"ハル"は女性のお客様支持率は、ダントツのトップです。
なぜか俺の顧客様と俺抜きで、飯に行っています。
〇〇ちゃんから、ディズニーのお土産もらいました〜。
「おぃ。」
「さそえっちゃられられられー」
と、ろくでなしブルースの前田太尊ばりにロレツが回らなくなったりしながら、激しく注意します。
「オレヲさそえっちゃられられられー!!!」
ダメです。
冷静さを保てません。
僕は、全く誘われません。
そーいえば、、、俺とより、ハルにカラー塗らせてる時の方が盛り上がってるような気も、、、。
(あっ、あいつ、明日殺っちゃおっ♪)
ハルは20歳の時に東京へ上京し
一度美容室へ就職します。
理由は深く聞きませんでしたが、その後美容師の道を離れます。
そして、バーテンの道へ。
(あんなうるさい奴に
バーテンなんてやれるのかなぁ。)
まぁ、きっと持ち前のバイタリティで切り抜けていったんでしょう。
でもね、
もし僕がバーに入って、バーテンがハルなら一杯飲んで、すぐ店を後にするでしょうね、、、
(爆笑)
うるっさいんだもん!
「なんすか?なんすか?」
「なんかあったんすか?」
「あぁーわかりますわかります!」
、、、。
やかましわぁーー!!!
そう、なるでしょう。
えーえー、間違いなくです。
お客様にはぜひご注意頂きまして、ご来店ください。ウェブサイトみるとカッコ良いお店に見えますが、見た目だけです。
(まぁ〜、素敵っ!バーみたい♪)
が、しかし
店内、爆笑してる事かなり多めになっております。それだけは覚えておいて頂き、がっかりされる事なきよう、、、。
ここで、ハルのプロフィール動画をご覧頂きまして、小休止したいと思います。では、どうぞ。ハル(真ん中)の小生意気な顔に注目です。
さぁ、気を取り直して
後半戦です。
ハルの指は、僕の半分くらいしかありません。一見、不器用な手です。
しかし、違いました。
SHISEIDOのヘッドスパニストの試験に合格し、特許のスパ(リフトアップスパ)を使いこなす事ができるほど、器用です。
不器用なのは手先ではなく
生き方でした。
言うなれば、泳ぎが下手な"いわし"。
泳ぎが下手で、一匹なら
即、でかい魚に食われてしまいます。
でも、この群れの乗ってる海流は本当にあってるの?この流れに乗っていいの?
「私は違うと思う。」
だから、私は
こっちの海流に乗ってみるよ!
そんな奴です。
人に流されず、マジョリティーに疑問を抱き、自分が選んだ海流に乗って行く、そんな"いわし"。
下手したら食われんのに(笑)
だから、1人の人間として思う。
守ってヤンなきゃなー、こいつを。って。
そう思わせる。
(何度か諦めかけたがwギリ)
何よりハル自身が、海底に沈んで行きそうになるたび、なぜか?
なぜだか、また浮上してくる。
腹を上にしながらw
(いやいやいや、死にかけっ!w)
根性女。平成も終わりにさしかかるこの時代に。
まぁー、そんな不器用なハル。
今年中には、スタイリストになれるか。いや、きっとなれる。
死ぬほど練習をやってる。
死ぬほど考えている。
辛い時は、先輩の俺たちが
ベイドボール作ってやるから。
水滴、石を穿つ!
がんばれよ!
はーる(^_^)v
お客様も、こんなハルを何卒よろしくお願い致します!
PS.
ちなみにハルも「スタイリストまでの道のり」という
オウンドメディアを展開しております。
ハルという人物像がもっと見えてくると思うので
是非ご覧ください。↓
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